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事業内容

最先端技術の追求で、次世代のクルマづくりを実現

豊かなモビリティー社会に貢献する個性あふれるクルマづくりを目指して、レーシングカーや市販車のシャシー、エンジンをはじめとした次世代技術の研究開発を進めています。
2019年2月、研究開発の新しい拠点として「湘南テクニカルセンター」を開設。これまでのモータースポーツ車両開発で培ったMBD(モデルベース開発)、CFD(数値流体力学)をはじめとするシミュレーション技術、さらにトヨタグループの先端を走るカーボンコンポジット開発を融合させ、さらなる技術革新を目指します。
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特長・強み

特長
1
計算技術に特化した次世代のクルマづくり

MBD(モデルベース開発)は、試作車を製作し、その性能確認と改良を繰り返す従来の開発手法とは異なり、リアルな数理モデルを用い、コンピューターでシミュレーションを繰り返して車両性能を仕上げていく、次世代のクルマづくりです。湘南テクニカルセンターではドライビングシミュレータ-を用いた車両運動性能や各種制御の検討、エンジンベンチなどの設備との連携も行うことで開発プロセスの飛躍的な効率化を推進。さらにモータースポーツ事業を展開する当社ならではの風洞試験や大型計算機によるCFD、レースの実戦を活かした評価・解析を通じ、開発サイクルを短期間に回すことで、圧倒的な開発スピードを実現しています。
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特長
2
コンポジットの設計・開発から試作までを行う一気通貫の体制

カーボン、ケブラー、ガラスなどの繊維を樹脂で固めた複合素材(FRP)を用いて、レーシングカーやモーターショーのコンセプトカーなどの設計・製作を行っています。その複合素材で最近とくに注目されているのが、フォーミュラカーのモノコックやSUPER GTに参戦中のGR SUPRAにも使われている、カーボンファイバー(炭素繊維)です。湘南テクニカルセンターには、こうした複合素材の研究開発設備が集約されています。設計・開発から試作までセンター内で一貫して行い、徹底した品質管理と万全のセキュリティ環境のもと、新しい工法の研究や多様なモノづくりに対応しています。
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サービスや製品のラインナップ